ベアリング付きロードセル　張力計の専業メーカーFMS

FMS社（スイス・チューリッヒ)

FMS社（Force Measurement System)は名前の通り 制御機器メーカーです。ベアリング付きロードセルの 張力測定器RMGZシリーズは、電線・ケーブルなどの アプリケーションでご使用頂けます。

張力測定器の他に、シート・フィルム・テープ等の コンバージョン用位置決め装置も製造しており、印刷・ シート・スリッティング業界でも好評を得ています。

FMS社のホームページ（英語）

 

【RMGZシリーズ　張力測定センサー】

RMGZシリーズは、電線・ケーブルなどのアプリケーションでご使用頂ける張力計です。必要なプーリを高耐久ベアリングに取付けて使用します。

センサーはフレクションビーム原理を採用し、力がかかった場合力は計測ウェッブにある4つのァイルセンサーに伝達され、ホイトストンブリッジにより張力計測が行われます。

回転機等遠心力が加わる様なワークで使用可能なモデルもございます。

バンチャー・撚り合わせ機の回転体に張力測定センサーが設置可能となり、ロープ・ケーブルの撚り合わせ工程での撚りムラ（不具合）の低減が可能になりました。　張力測定センサーには高精度のベアリング付きロードセルを使用。　急な張力変化による断線等のトラブルの防止が可能になりました。　精度の高い張力制御により高品位の撚り合わせ製品の製作が可能となります。
 

システムは、張力測定センサー・無線式送信・受信RTM・バッテリー充電器から構成されます。　高精度のベアリング付きロードセルの張力測定センサーで走行するワイヤー・ケーブルの張力を計測したデーターを無線で通信します。
 

－公称計測値の10倍の過重保護、再校正の必要なし

－公称力範囲2～100kN、色々な用途に対応

－ステンレススチール製フォースセンサーは永久耐食

フォース計測ブロックは耐久性、正確さと信頼性に極めて優れています。公称力の5％程のストリップ張力も常に正確に計測することが可能です。ステンレススチールとメカニカル過重保護を採用しているため全てのストリップ張力計測に使用することができます。使用困難と思われる環境(冷却水、循環油）でも使用可能です。メタルストリップ工程の様な温度の低いローリング工場やスチール・アルミ精製加工工場でも又、製紙工場の様に（高温、多湿など)でも使用可能です。フォース計測ブロックは全てのFMS計測アンプと合わせて使用することができます。

計測原理：

ベアリングを通して計測する力がフォースセンサーに加えられます。溶接密閉で保護され、4つのフォイルセンサ－が取り付けられたホイトストンブリッジが電流のストリップ張力を計測します。この計測シグナルが更なる工程のためにFMS計測アンプに出力されます。

【EMGZ　306A　テンションセンサーアンプ】

EMGZ 306Aは、ハイブリッド回路で構成された1チャンネル のテンション計測用アンプです。

このアンプには、2個のテンションセンサーを持つセンサ部も接続する事が可能です。全ての調整は、フロント部の 10回転トリマーで調整可能です。

PCやPLCから操作する場合には、ジャンパーピンの追加で 固定したゲインとオフセットで使用頂けます。

出力信号のフィルターとしてコンデンサーを付加頂く事も可能です。

オプションタイプとしてセンサ用10VDC供給や耐振動に優れた内部を樹脂固定したタイプも可能です。

樹脂固定タイプは、主に撚線機などのアプリケーションでご使用頂けます。

この他にも張力センサー用アンプリファがございますので、お問い合わせ下さい

スイス・FMS社のインラインウェッブガイドは、シート、フィルム状の製品を製造中のインラインで制御するシステム。両端を超音波センサーで捕捉し蛇行などの不具合をマイクロプロセッサーで正しい位置に制御する装置。インライン張力計と組み合わせ製品の精度を向上させる。正しい位置制御により、印刷位置ずれ等不良の低減に効果がある。